使い捨て親友童話

「おはよ、モギリン風邪大丈夫?」

「大丈夫だよ、ありがと」


結局、いつものパターンです。

「これノートね」

「ありがと〜」

休んでいた茂木凜を前に、昨日は四人で一日過ごして楽しかったと残念に感じました。

茂木凜は親友ですし嫌いではないものの、一緒に居ても爆笑するポイントがなくてつまらないのです。

理由? それはあなたは知っているはずですよ。


「昨日体育サッカーね、キーパーじゃんけん勝って良かった、だって走り回るの暑いじゃん?」

「うんうん暑いもんねー、お疲れ」

「うん。」


病み上がりの茂木凜を友情パワーに忠実になれば、あなたは労るべきですが、

どうもシャクにさわり、朝から不満がたまっていきました。

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