有明先生と瑞穂さん
「駄目だ・・・この作戦、うまくいくような気がしない・・・」
意気消沈した声でぼそぼそと言う。
「まだ始めたばっかりじゃない。
そんなにすぐ効果が出るなら最初からこんな作戦やってないでしょ」
深江が慰めるが布津は顔を上げない。
「昨日・・・どうしても瑞穂が心配になって部活前に保健室に様子見に行ったんだ。
しばらくしたら目覚ましたんだけど・・・俺、一人で帰すのが心配でさ、送るっつったんだよ。
そしたらアイツ、
『結ちゃんと付き合ってるんだから自分らが今までどおり接しちゃいけない』
って・・・・・・」
そこまで言って布津は顔を伏せてしまった。
「・・・・・・」
深江はうまい言葉が出ないでいた。
そもそもそれを感じさせて瑞穂を不安に思わせる作戦だったのに、逆に瑞穂から諭されるとは・・・。
(瑞穂ちゃんにとって布津君って・・・そんなに必要じゃないんじゃ・・・)
(いやいやいや!!)
一瞬浮かんだ不安を、ぶるぶると顔を振ってふきとばす。
そんな考えはあまりにも・・・あまりにも布津が可哀想すぎる。
意気消沈した声でぼそぼそと言う。
「まだ始めたばっかりじゃない。
そんなにすぐ効果が出るなら最初からこんな作戦やってないでしょ」
深江が慰めるが布津は顔を上げない。
「昨日・・・どうしても瑞穂が心配になって部活前に保健室に様子見に行ったんだ。
しばらくしたら目覚ましたんだけど・・・俺、一人で帰すのが心配でさ、送るっつったんだよ。
そしたらアイツ、
『結ちゃんと付き合ってるんだから自分らが今までどおり接しちゃいけない』
って・・・・・・」
そこまで言って布津は顔を伏せてしまった。
「・・・・・・」
深江はうまい言葉が出ないでいた。
そもそもそれを感じさせて瑞穂を不安に思わせる作戦だったのに、逆に瑞穂から諭されるとは・・・。
(瑞穂ちゃんにとって布津君って・・・そんなに必要じゃないんじゃ・・・)
(いやいやいや!!)
一瞬浮かんだ不安を、ぶるぶると顔を振ってふきとばす。
そんな考えはあまりにも・・・あまりにも布津が可哀想すぎる。