有明先生と瑞穂さん
静かな授業を受けながら瑞穂はまた静かに小さなため息をひとつついた。
結果的に行けなくなったけど、皆が喜んでくれたのはよかった。
もうそれで良しとしようじゃないか。
(でも・・・行きたかったな)
冬休みや来年は行けるだろうか。
来年は3年だから無理だなー。
なんてのんびりそんなことを考える。
そして頭のすみで皆と旅行を楽しむことを妄想したりした。
そんな中、ふと有明先生や加津佐の顔が浮かぶ。
(ああ、このメンバーと旅行か・・・これもなかなか――)
そこまで考えて慌ててそれを打ち消す。
(ハッ!何考えてんの私!男の中に女一人で旅行とか駄目に決まってるじゃんー!!)
「アンタさっき全然授業に身が入ってなかったでしょ」
授業中に化粧したり携帯をいじっている有馬が言う。
「そんなことないよー」
内心バレバレだったことが恥ずかしい。
「ねーねー!結いいこと考えたんだけど!」
深江が大声で走ってきた。
よく見ると布津を引きずっている。
「オイッ!自分で行くから!離せって!」
今にも転びそうだ。
「いいこと?」
結果的に行けなくなったけど、皆が喜んでくれたのはよかった。
もうそれで良しとしようじゃないか。
(でも・・・行きたかったな)
冬休みや来年は行けるだろうか。
来年は3年だから無理だなー。
なんてのんびりそんなことを考える。
そして頭のすみで皆と旅行を楽しむことを妄想したりした。
そんな中、ふと有明先生や加津佐の顔が浮かぶ。
(ああ、このメンバーと旅行か・・・これもなかなか――)
そこまで考えて慌ててそれを打ち消す。
(ハッ!何考えてんの私!男の中に女一人で旅行とか駄目に決まってるじゃんー!!)
「アンタさっき全然授業に身が入ってなかったでしょ」
授業中に化粧したり携帯をいじっている有馬が言う。
「そんなことないよー」
内心バレバレだったことが恥ずかしい。
「ねーねー!結いいこと考えたんだけど!」
深江が大声で走ってきた。
よく見ると布津を引きずっている。
「オイッ!自分で行くから!離せって!」
今にも転びそうだ。
「いいこと?」