6 L O V E .
黒目がちな瞳に、通った鼻筋。
唇はつやつやしていて、キスしたくなる唇ってやつ?
キレイな黒髪を軽く巻いている。
言うまでもなく、美人。
しかも、制服を見やれば某お嬢様高校のものではないか。
「聡の幼馴染なんだ。こっちは俺の彼女」
「へえ、聡くんの?」
「・・・どうも」
ちょっとだけ威圧感を感じるのは気のせいかな・・・。
「今野さんレジお願いします!」
前方から聞こえてきた声にハッとして、私は二人に一礼をするとその場を去った。