6 L O V E .
あれから一週間たち、特に先輩と会うこともなく、その後二人がどうなったのかはわからないままだった。
聡も聡で、新しい彼女とやらにゾッコンのようで朝会うこともない。
いつもの日常が少し寂しげだった。
そして、学校が終わりバイトへ向かった。
なんてことはないコンビニの店員。
マニュアルどおりの仕事にそろそろ飽き飽きしてきた頃だった。
「いらっしゃいませ、あ」
「あ」
学校帰りらしき先輩と・・・雪菜さん。
「桜ちゃん、ここでバイトしてたんだ」
名前、覚えてくれてたんだ。
なんて些細なことが嬉しかったりする。
「櫂、知り合い?」