6 L O V E .



 「だから、こうして来てんじゃん、合コンに」


 きょーや聡くんのいる男子校とは何回か合コンをしたことがあるし、そういう噂が広がっても無理はない。


 なんでよ、あたし・・・


 きょーにはバレたくなかったって思ってる・・・



 いつもなら、「遊んでる」って言われても、


 「アンタとも遊んであげる」って上から見下ろせるのに・・・



 「ふーん。じゃあ、いいよな?」


 「なに・・・えっ」


 何が?って聞こうとしたら、きょーがあたしのスカートに手を入れてきた。


 「ちょ、ちょっと!」


 「しー」と唇に綺麗な長い人差し指をあてる。


 

 「みんなにバレちゃうだろ?」



 「い・・・や」


 あたしは逃げようとしたけご、きょーはあたしの腕をがっちり掴んだ。


 もう片方の手は・・・あたしの太ももを行ったり来たり。


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