6 L O V E .
ちょうどテーブルの端っこのあたしたちはみんなからあまり見えない。
だけど・・・ななめ前にはリカたちがいるし、この席の延長上にはみくたちもいる。
「ね、ねえ、いい加減にしてよっ」
「なんで?」
気付いたら、あたしの腕から腰にきょーの手は移動し、またもやがっちり押さえられている。
「なんでって・・・きょー、バカ?」
こんなことで動揺しちゃダメ。
あたしは、みんなのこと見守るって決めたんだだから・・・。
「・・・かもね、
・・・・・・みどり」
え・・・今、呼び捨てした?
あたしの心臓はドクンと波打った。