6 L O V E .



「いってー」



「ごめんなさい…でも、先輩が足りないんです」



そう言って、梢からキスをしてきた。


俺たちは何度もそこでキスをした。




あったかい春の風に俺たちは包まれた。

まるで、俺たちを祝福してくれているようだった。



「俺も、足りない」







後々、梢が北高で有名人になったのは言うまでもない。


学校でも、「めっちゃ幸せですっ」と大声で言ったらしい。


やっぱり、こいつ本物のバカだわ。


そんな梢が好きな俺は、もっとバカなのかもしんないけどね。





...............happy★end!!!


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