6 L O V E .




 「・・・き」



 「全然聞こえないんだけど」




 あたしがこんなに恥らう日がくるなんて・・・。


 あーもう!こうなったらヤケクソ!



 「だから!きょーが大好きって言ってんの!」




 そう言って、あたしはきょーに自分からキスした。



 「さっきから・・・不意打ちやばいって」


 またそっぽ向くきょーが可愛くてしかたない。





 「ふふん」


 偉そうにしていたのも束の間、


 「きゃっ」




 「俺の上に立つなんて100年早い」



 またあたしの上に乗っかってきた。




 「絶対離してやんないよ?」



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