[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「上がって下さいと言ったんですけど今の神山組には上がりたくないと…」


「今の神山組…?」


「はい…銃や刃物を使ってる事に気づいたんでしょう…」




俺は鉄を放して壁を蹴った。


「龍司さん…」


「鉄頼む。」


俺が何を言いたいのか分かったのだろう。



「はい!!!」


そう言って走って行った。


俺も急いで毅虎の所へ行った。
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