[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「龍司さんはこの事知ってるの…?」



私は首を横に振った。



「言わなくていいの?」


「言いたいけど今は言えない…」


「そっか…」



沙璃は李久と顔を見合わせていた。


「沙璃と李久も相変わらずだね!今何してるの?」


「俺たち同じ大学に通ってんだ!」


「そーなんだ。頑張ってね!」

「ありがとな!」



私と沙璃たちは連絡先が変わっている。


だから連絡先を交換した。


「何かあったら連絡してね!」

「うん。ありがと!」




私たちは別れた。
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