手紙





当たり前だ。






睦月がこんなところにいるわけがない。







沖田はため息をつき、側に置いてある冷めたご飯に目を移した。






食べる気になれない。





再び布団に入ろうとしたとき、激しい咳に襲われた。






「ゴホッゴホ」







それと同時に喉に痛みが走る。






「ゴホッゴホッ」






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