手紙
第七章

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「ふぇっくしゅ!!」




何ともかわいらしいくしゃみが、教室内に響き渡る。






「何?風邪?」






隣にいた翼がそう聞くと、睦月は鼻をすすりながら顔を赤くして言った。






「そうかもー・・・何か鼻水出るし、頭ふわふわするよー」






「それ熱あるじゃん!!」







「なんかねー・・・頭ふわふわする」







「それさっき言った!!」






適格な翼のツッコミも、今じゃ睦月には届いていない。






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