手紙





でも、こんなことをして忘れられるわけがない。





忘れたく、なかったんだ。





前に進めないとわかっていても、忘れたくなかった。






沖田に、どうしても会いたいから。






睦月は、0.01%以下の奇跡を待っているのだ。






「私の手紙、もう待っていませんよね・・・?」






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