手紙




だが逆に、睦月と2人きりという考えも出来る。






沖田は平常を装うも、心の中では喜んでいた。






「とりあえず、座ってください」







あまりにも静かすぎて、改めて心臓がドキドキと鳴り出す。







そんな静かな部屋に、沖田の睦月を呼ぶ声が響く。







「睦月・・・・」








「は、はい」







緊張で声が震えるも、その返事は沖田の耳に届いていた。







< 349 / 432 >

この作品をシェア

pagetop