手紙




「おはようございます。やっとお目覚めですか」





沖田だ。





睦月は安心と共に顔全体が笑顔になる。





「昨日、結局夕食食べそこねてしまいましたね。朝食をお持ちしました」






「あっ・・・・ありがとうございますっ」






少しでも沖田に負担をかけないようにと、すぐさまお盆を受け取る。





そして、2人静かに朝食を取った。






あまりにも静か過ぎる部屋。







気まず過ぎて、睦月は最後のお茶を飲み干し、口を開いた。







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