嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
「お前もよ~く考えろ…。今のが俺はお前の返事だとは思ってない」


「……」


まだ傷の癒えてない俺はオーナー室から出た。


「……光様…?」


「央姫……!?」


「怪我は大丈夫なんですか?」


「ああ~」


「揚羽が辞めるって本当ですか?」


「まあ~短い間だったけど…央姫にも迷惑掛けてなかったか?」


「何も…」


「そうか…」


俺は軽く央姫と会話を交わしてその場を去ろうとしたが…央姫が俺に抱きついて来た。

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