風の歌
中2

(やばい!朝練おくれちゃう!)

いつもの坂をダッシュでかけあがる

私は佐藤 美空(サトウ ミク)

バスケ部に所属する14歳


…ーどんっ!


(いった~…)

「すみません…」

「あっ…いえ、こちらこそすみません。大丈夫ですか?」

「大丈夫です!」

校門の前でぶつかったその子は顔を背けて走って行ってしまった

(同じ学校の子かな…)

その時は特に何も気にせず、私は朝練に向かった。

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