DKのどーしようもない日常





昨日と同じセリフだけど、直井は昨日と違って真面目な顔をしてそう言った。それ釣られ、俺の顔も真面目になる。

…残念ながら意味は分からないけど。



「だから、私と……付き合って下さい!」

「…え?」



直井はそう言うと俺に右手を差し出し、深く頭を下げた。

え、付き合う…?



「どこに付き合えばいいんだ?」

「えっ?」

「…あ、もしかして買い物とかに?

買い物に付き合うなら俺以外にあと2人いると思「ち、違いますっ!私が付き合って欲しいのは、交際の方です!」

「………えっ?」





< 236 / 303 >

この作品をシェア

pagetop