DKのどーしようもない日常





「「――えぇえええ!?ついに『付き合って下さい』って言われただとおおおお!?」」

「うるさい。…汚い」



テスト2日目の4時限目まで終わり、またもや昼休み。朝のことを話したら旭と陽哉がまた叫んだ。

…ついさっきまで爆睡してたのにどうしてこんなにうるさく叫べるのだろうか。



「いや、今日はおにぎりじゃなくてパンだから飛ばしてなくね?汚くなくね?」

「…顔が汚い」

「「え゙」」



俺がボソッとそう言ったら2人が真顔でこっちを向いてきた。そんな2人をよそに、俺はメロンパンの袋を開けた。

…うん、めちゃくちゃいい匂い!





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