狼くんと子猫ちゃん




触れたのは、おでことおでこ。



いつもかっこいい健吾が可愛く笑ってきたから、私もつられちゃうの。





「俺ね、もう自分の気持ち抑えれなくて。」



「?」



「小春見ると触れたくなるんだ。」



「私もだよ?」




ほんとは寝るときもぎゅーってしてほしい。



それはダメだって、ママがぬいぐるみを買ってくれたけど。




「だから俺は離れたかったんだ。」



ちゅ、とまぶたにちゅうされる。



「小春は優しい人には抱きつくだろ?」



「?うん。」



「俺妬いちゃうから。」




今度は真面目な顔でそう言った。





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