ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
小さく深呼吸をし、面談室のドアをノックした。
「入れ」
「失礼します」
面談室には、先生と向かい合わせになる席が真ん中にあるだけ。
「そこの席に座れ」
先生は書類に目を向けたまま、そう言った。
「はい…」
まだ、目が合わない。
先生と向かい合わせの席に座ると、シンっと静まり返った。
「…」
書類に目を向けたままの、先生。
えっと…こういうのって、私から話した方がいいのかな?
でも、いきなり教師を目指しますっていうのもー…
「…養護の先生から聞いた。俺がインフルで倒れた時に、保健室まで運んでくれたんだってな」
ドキ。
「え…あ、はい」
「一週間も休んでたから、言うの遅くなったけど」
また、言われちゃうかな?俺のことを気にするなってー…
「ありがとな、妹尾」
「…」
やっと目が合ったと思ったら、優しい笑顔を見せた先生。
「っ…」
キュー…ンっと、胸が締め付けられる。