ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
「泰葉!」
「!!」
大きな声で名前を呼ばれ、ビクっと身体が跳ねた。
「大丈夫?涙目になってるけど」
「あ…」
面談をしていた香奈がいつの間にか目の前にいた。
「面談だからしょうがないけど、やっぱ高橋と二人っきりって…」
コソコソっと、耳元で香奈が喋る。
「ううん…大丈夫だよ」
そっか、二人っきりー…
そのことは、意識してなかった。
「ホントに?」
「…うん」
二人っきりー…そう、急に意識するとー…
緊張してきた。
「じゃあ私、先帰るね。ちょっと、寄りたいとこあるから」
そういうと、香奈は帰って行った。
香奈の足音が聞こえなくなるとまた、静さが戻った。
「…」
大丈夫…
落ち着け、自分。