『Reason－理由－』

[ answer－答えの理由－ ]

その何日か後に海斗は心と別れた。

『俺が好きなのは亜紀だけだから』というセリフを残して…


「にしてもやっと亜紀と付き合えるのか～」
「なっ！やっとって何よ。あれは言葉のあやで！！」
「泣きながら告白してくれたはの誰かな？」
からかいながら意地悪をしていると和樹と凜が来た。
相変わらずに何処からどうみても[友達同士]だった。

「よぅ！お二人さん、お熱いね～」

和樹は亜紀と海斗を冷やかすと海斗の隣りに座り本題をぶつける。

「でもなんでいきなり別れたんだよ？」
「そんなの、亜紀の告白の方が嬉しいに決まってるだろ！」
「そういう問題か？」
「そういう問題だよ」

海斗は真顔になりつつ亜紀を抱きよせギューっと抱きしめる。
負けじと和樹も凜を抱きしめようどすると、
凜は和樹を殴る。
すると海斗は
笑いながら…

「なぁ！今日みんなで俺ん家来ねぇ？」
「海君の？行くー！」
「俺も賛成ー。じゃあ今日四時に海ん家な」

海斗と亜紀を残して和樹と凜は教室に戻った

二人はしばらく色々話をしていた。