『Reason-理由-』
「ただいま。どうしたの?何かあった?」
「おかえり。こんな遅くまでどこにいたのかと思って…」
「大丈夫。海と居残り掃除してただけよ」
「海斗君と!?それなら安心ね。良かった♪」
いきなり華やかになるのも話題に海斗があってこそ。
亜紀は部屋に入ると机にカバンを置きベッドに転がった。
おもむろに携帯を取り出すと画面には[新着メール]の文字があった。
「12件…ま、どーせ海だろうけど」
メールをみるとホントに海からだった。
『亜紀!もうメール出来るか!?』
『おーい。亜紀ー?』
『もしもし。亜紀さーん?』
とこんなものが12件も、一分毎に送られていた。
が、一つだけ目を引く内容があった。
『亜紀は俺の事どう思ってんのさ?』
亜紀の中で海は大切な存在だった。
何をしてても一緒で、弟みたいに可愛くて。
でも必死に自分の事を守ってくれるとこだってあった。
[どう思ってるか?]
と問われても出る答えなど見つからなかった。
「おかえり。こんな遅くまでどこにいたのかと思って…」
「大丈夫。海と居残り掃除してただけよ」
「海斗君と!?それなら安心ね。良かった♪」
いきなり華やかになるのも話題に海斗があってこそ。
亜紀は部屋に入ると机にカバンを置きベッドに転がった。
おもむろに携帯を取り出すと画面には[新着メール]の文字があった。
「12件…ま、どーせ海だろうけど」
メールをみるとホントに海からだった。
『亜紀!もうメール出来るか!?』
『おーい。亜紀ー?』
『もしもし。亜紀さーん?』
とこんなものが12件も、一分毎に送られていた。
が、一つだけ目を引く内容があった。
『亜紀は俺の事どう思ってんのさ?』
亜紀の中で海は大切な存在だった。
何をしてても一緒で、弟みたいに可愛くて。
でも必死に自分の事を守ってくれるとこだってあった。
[どう思ってるか?]
と問われても出る答えなど見つからなかった。