『Reason-理由-』
「亜紀!!知ってた?海斗君とうちのクラスの心!付き合ってるんだって!」
「ぇ?いつから?」
「三日前らしいよ!でも意外~。海斗は絶対亜紀だと思ってたのに…」

亜紀の友達がそういうと周りにいた女子が頷く。

「ないでしょ。幼馴染みなだけだよ」
そう言ってる亜紀は何か変な違和感に襲われた。
自分が言ってた事に対しても、現在の状況も嘘ではない。
でも何か違う感じがした。

「あ!噂の二人!!」

一緒に登校。
仲良さそうに腕くんで…
亜紀は次第に海斗と心の事を気にし出していた。
来なくなったメールも、
話さなくなったわけも…


分からない…。


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