『Reason-理由-』
「何?聞きたい事って…」
「心の事、本気なの?」
「いきなりだなぁー。直球ってやつか?」

笑っている海斗の前には真剣な凜がいた。
仕方なく口を開いて話し出す海斗。

「実はさ、好きじゃないんだよ。仕方なくってやつなんだ…」
「どういう事?それ…」

凜は全て聞いた。
親の事、本当は違う子が好きな事。


そのうち、海斗の目からは滴が流れた。
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