殺人カメラ


「だけど少し待ってて…」

立ち上がると入って来たドアに向かって歩きだす。

「凝らしめないといけないヤツがいるから…」

「そんなに多い量のガスは出てないから勝手に死なないでよ?」

ガチャン。

俺はあの人を置いて拷問部屋に向かう。


「ぎゃぁぁぁぁあぁあ」

狂ったように叫びだす。

「うるさいんだよっ…」

グサッ。

「ぐはぁっ……」

もう完全に言葉を忘れたか…。

美里にあんな事したし…当たり前だよ?

「まだまだ序の口だよ?」

「くぎぁあぁぁあああああ!」



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