殺人カメラ


コイツが刑務所に入ったのは美里を通じて知っていた。

だから俺はコイツを脱獄させた。

俺の姿を見たヤツは何だか訳の分からない事を叫びながら襲ってくるので刺した。

今からお仕置きをしようとしているのにヤツはうっとりした表情で固まっていた。
俺には好都合なのでそのまま罰を与えた。

「きゃがぁぁあああああぁ!」

今に至っては何を言っているかすら分からない。
元から頭はおかしくなっていたようだが。

数十分罰を与えていると後もう少しで死にそうになるまで弱っていた。

俺は死ぬまでには至らないようにナイフを刺し続けていたが流石に傷が多過ぎたようだ。


だから楽にしてやった。

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