元カレ教師・完結編~君がいる日々、いない日々~
それから間もなく、教室のドアが開き、生徒が入ってくる。
「おはよう。」
彼女は俺に挨拶した。
「…おはよう。」
「朝早いんだね。」
「えっと…時間間違えて来たら、超早く来ちゃってさ。」
「そうなんだ。」
「ばっ…」
「うん?」
「いや、その…名前教えて!」
「名前?
馬場希。
宜しくね。」
「宜しく。
俺、磐井祐喜!」
「磐井君ね。」
「ああ。
馬場さんは皆に何て呼ばれてる?」
「皆には…今までに結構色んなあだ名あったけど、昨日仲良くなった子には“馬場ちゃん”って呼ばれてる。」
「俺もそう呼んでいい?」
「いいよ。」