執事と共に雪遊びを。
「ああ、ここよ。もう大丈夫」


老婦人は、自ら車椅子を押し、病室へ入っていった。


「本当にありがとう」


老婦人は丁寧に頭を下げると病室の奥へと入っていった。

春樹は、思案気な顔のまま、その背中を見送った。
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