君がいれば・・・②
「部屋が別々だって?」



どおりで自分の部屋にセナの荷物がないと思った……。



予想はしていた事だが憤りを感じる事は確かだった。



「シン、まだやる事があるから」



瀬奈は背伸びをするとシンの頬にさっとキスをしてから離れた。





キッチンに戻った瀬奈は食器を洗うように言われる。



超が付く位のお金持ちの家なのに食器洗い機はなかった。



わたしの家でも食器洗い機はあるのに……。



洗いながらそんな事を思った。



でもいつもならばたくさんの家政婦さんがいるんだもんね。



食器洗い機を買う必要はないか……。



そんなくだらない事を考えてフッと笑ってしまった瀬奈だった。




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