君がいれば・・・②
「シン、お土産屋さんに行きたいな」



韓国が好きな瀬奈の母だが、済州島には旅行をした事がない。



ここでのお土産を渡したら喜んでくれるだろうと思った。



「この近くに小さいけど土産店があったな そこで良い?」



「うん あっ!あの石で出来たおじいさんはなあに?さっきから見かけているんだけど?」



今も大きな石造を通り過ぎた。



「ああ、あれは「トルハルパン」と言って村の境界を表す標識みたいなものなんだ。島の守護神としても大事にされているんだ」



「すごく可愛いっ」



「今度見かけたら写真を撮ろうか?表情や手の位置が違ったりするんだ」



シンの提案に早く「トルハルパン」がないかなと窓の外を瀬奈は見始めた。




瀬奈の興味はお土産屋より、「トルハルパン」になった。



「シンっ、あれっ!」



20メートル先に「トルハルパン」が見えた。



シンはハザードランプを点滅させて近くで止まった。




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