君がいれば・・・②

観覧車

韓国の大スターパク・シンだとばれずに2人は観覧車に乗れた。



初めて乗った時と同じように隣同士で座る。



「今日は傾いちゃうって言わないんだ?」



前の時にはビクビクして言った瀬奈。



あの時は心臓をわしづかみにされるくらい可愛かった。



いや、今もあの時と同じに可愛い。



「もう大丈夫って分かったから♪」



にっこりシンに微笑む。



だが、やはり高所恐怖症の瀬奈。



シンの腕に手を置いている。



「セナ、キスしていい?」



「ど、どうして聞くの……?」



いつもは聞かないで不意打ちなのに……。



「ちょっと聞いてみたくなった」



フッと微笑むと瀬奈に顔を傾けた。



軽いキスが瀬奈の唇を奪う。




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