・・・Stardust・・・
別に
初めてな訳でもないし
ただ
検査をするだけ。
わかっているけれど…。
『下を脱いで登ってください。』
たんたんと業務をこなす
看護婦さんの声。
やっぱり
ちょっとだけ
怖いな…。
なによりも
恥ずかしい。
『足ひらくよ??』
産婦人科独特の
両足を開脚する椅子に寝そべって
先生の誘導に従う。
『はい。力抜いてね』
異物が中に入ってくる感覚。
『かなり血が溜まってるね…。』
エコーから
写し出された画面を見ながら
先生が呟く。
『先生。ソコ少し痛いです』
何か悪い状態なのかな??
不安になりながら
打ち明けると
『あぁ。そうでしょ??あなた・生理痛も酷いんじゃない??』
ズバリ当てられて
『わかるんですか?!』
目を まんまるくして驚くと
少し笑われた。
『向こうに戻って話そうか。』