毒舌最強少女の日常



その小瓶にはラベルが貼ってあって


【Become A Child】



『直訳すると、【子供になる。】。つまりは幼児化するってことだバカ山崎。』



瑠偉がそう貶すと、びっくりした顔の山崎と沖田。



「瑠偉さん…。」


「瑠偉……メリケン語使えたんやなぁ。」


『メリケン語?…あぁ、英語のことですか。』




鎖国が終わったばかりのこのご時世。

外来語を使えるのはごくわずかだった。




『てゆーかコレ。【効果は一日できれます。お茶などに入れると飲みやすい!】って……英語使ってんの商品名だけかよ。』


どうやら、山崎が悪戯で沖田に飲ませたらしい。




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