【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
しばらく私を堪能したそれが離れると、春風が、また男の顔で、艶やかに微笑する。
「これ以上したら、調子乗っちゃいそうだから、そろそろ蹴って、テイコウ、してよ」
「……っ!元気になったら、望む通り、シメてやる」
苦し紛れに言い返すと、春風は満足そうに目を細めた。
「怖いなぁ、ひーちゃんは。でも、そこも含めて好きになっちゃったんだよなぁ」
「私は春風がこういうことに慣れていることが、コエーわ」
「そりゃ、もう童貞じゃないですから」
へへ、と力無く笑った春風は、そのまま力尽きて、私の太股に頭を預けて、気持ちよさそうに寝息をたて始めた。
寝顔は、昔から何一つ変わっちゃいないのになぁ。なのに、春風はどんどん大人の男になっていく。
「これ以上したら、調子乗っちゃいそうだから、そろそろ蹴って、テイコウ、してよ」
「……っ!元気になったら、望む通り、シメてやる」
苦し紛れに言い返すと、春風は満足そうに目を細めた。
「怖いなぁ、ひーちゃんは。でも、そこも含めて好きになっちゃったんだよなぁ」
「私は春風がこういうことに慣れていることが、コエーわ」
「そりゃ、もう童貞じゃないですから」
へへ、と力無く笑った春風は、そのまま力尽きて、私の太股に頭を預けて、気持ちよさそうに寝息をたて始めた。
寝顔は、昔から何一つ変わっちゃいないのになぁ。なのに、春風はどんどん大人の男になっていく。