不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

翌朝。


教室に入るなり、あたしは親友のアミと幼なじみの智也(ともや)に昨日の出来事を話した。


早川君と喋ったこと。


目が合ったこと。


指が触れ合ったこと。


名前を呼ばれたこと。


早川君の話をするあたしの顔は、多分、緩みっぱなしだったはず。


だけど、そんなことも気にならないくらい嬉しさの方が勝っていて。


昨日のことを思い出しただけで、キュンっと胸が高鳴る。


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