不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「花音が頭下げないっていうだけで悪いイメージなんて持たねぇよ。そんな細かいこといちいち気にする奴らじゃねぇし」


「でも……」


「もしそんな奴らなら、最初から一緒にいない」


流星のその言葉が頭に響き渡る。


やっぱり、流星が友達の彼女を襲ったなんて話は何かの間違いだ。


流星の言葉には、仲間を想う気持ちがあらわれていて。


いつだって、流星の周りにはたくさんの仲間がいる。


流星はその輪の中でブスっとしていることが多いけど、周りの仲間はいつも笑顔で溢れている。


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