不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「もう治ったのか?」


「えっ?」


「だから、もう痛くないのかって」


「あっ……うん。おかげさまで……」


そう答えた途端、急に全身が熱くなった。


冷静になって考えてみると、物凄く恥ずかしい姿を流星に見せちゃったわけで。


痛みに歪む顔は不細工だっただろうし、変な声も出してたし……。


あの時は、痛みで何も考えていなかったけど……――。



< 216 / 503 >

この作品をシェア

pagetop