不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
うわぁぁ……!!あたし、もっと恥ずかしいことしてたんだ!!
そう気付いて泣きそうになっていると、流星はテーブルの上の灰皿に煙草を押しつけた。
「歩けるか?」
「えっ?」
「もう9時過ぎてる。そろそろ帰らねぇとだろ?」
「えっ……!!もうそんな時間!?」
あたし……どのくらい寝てたんだろ……。
慌ててベッドサイドに置いてあったバッグを掴むと、あたしは名残惜しい気持ちを残して流星の部屋を後にした。