不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
最後の一冊を拾い上げると、美尋ちゃんはあたしに教科書を差し出した。
「はい」
「……――手伝ってくれてありがとう」
「どういたしまして」
色とりどりのラインストーンが散りばめられてキラキラと光っている爪。
だけど、次の瞬間、その爪は教科書にグッと食い込んだ。
「はい」
「……――手伝ってくれてありがとう」
「どういたしまして」
色とりどりのラインストーンが散りばめられてキラキラと光っている爪。
だけど、次の瞬間、その爪は教科書にグッと食い込んだ。