不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「……――なんてね。あたしがあんたのお手伝いなんてすると思う?」


「……え?」


「アンタ、マジうざいんだけど」


「美尋……ちゃ……ん?」


教科書は美尋ちゃんの手を離れて、廊下の隅に飛んでいく。


バサッという音を立てて教科書が床に叩きつけられた。


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