不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
昼休み。


「お昼、ケントと食べてきてもいい?」


そう言って顔の位置までお弁当を持ち上げてニコッと笑ったアミ。


「もちろん!!」


あたしがそう答えると、アミは嬉しそうに教室を飛び出していった。



「……何か買ってこなきゃ」


こんな日に限ってお弁当を持ってきていなくて。


食欲はないけど、何かしらお腹に入れておかなきゃ……。


お財布を片手に椅子から立ちあがった時、目の前にいた智也と目が合った。


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