不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
ゴトンッという大きな音を立てて床に倒れたゴミ箱。
中から飛び出したゴミが廊下に散らばる。
「流星……――」
「花音も他の奴らと一緒なんだな」
「一緒って……?」
全身から怒りオーラを放つ流星。
ケント君は、「ヤベェ。流星がキレた」と顔を歪めながら呟く。
「……――お前ら!!何やってんだ!!これは誰がやったんだ!?」
廊下の騒ぎを聞きつけて、職員室から先生が飛び出してきた。