不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「矢口さんの上履きに砂を入れたのは……確かに僕だよ。だけど、それは悪意があったわけじゃないんだ!!信じてくれ!!」


ケント君が小高君に詰め寄ると、小高君は全てをあっさり白状したらしい。



小高君の話によると、美尋ちゃんはある条件を小高君に提示した。


あたしの上履きに誰にもバレずに1カ月砂利を入れ続けること。


その見返りに、小高君はあたしの連絡先を教えてもらうことになっていた。


美尋ちゃんがあたしの連絡先を知らないなんて、思うはずもなく。


全ては、美尋ちゃんにハメられていただけなのに。


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