不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

その拍子で智也の胸に頭がぶつかって。


「ごめん!!ちょっとボーっとして……――」


「……――キャ~~~!!あれ見てーーー!!」


『ボーっとしてた』と言い終える前に、あたし達の傍にいた女子生徒が悲鳴にも似た叫び声を上げた。


その声は食堂中に響き渡るくらい大きくて。


周りの視線が一斉にあたしと智也に集まる。



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