銀河の流星
生きる事こそ希望の灯
翠玉の空を、四つの銀の光が走る!

流星は四本の尾を引きながら星食みに肉薄!

掲げた右手、その掌に七色…いやそれ以上の色彩を纏う複雑な色の炎を発した。

狐火。

天狐たる流星の神通力の一つだ。

彼はその狐火を。

「弾けて分かれよ!」

まるでまじないのような言葉と共に、何十、何百と分裂させる!

そもそも狐火とは提灯のような火が点滅しつつ、十個から数百個も行列をなして現れるものだ。

流星の神通力を以ってすれば、この程度の数の狐火を発生させる事など訳はない。

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