あなたとなら




翌朝。



いつもと変わらず、和哉が
おこしに来てくれた。



「おはよーっ」


「ん…」



いつもどおり、チューもして。



いつもどおりの朝だった。



あたしはそれに安心した。





このままがんばれば、和哉のことも
忘れられる。



そんな気がした。





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