ボクらのツバサ

過去 ―中学2年・秋―



中2の秋―



浅月に対するイジメは、まだ続いていた……



俺は……浅月と話さなくなってから、何だかポッカリ穴が空いたような…


そんな感覚を覚えた……


1年の時から、毎日のようにバカな事をしたり、くだらない物を賭けたり……


思っていた以上に、俺の中で浅月が大きな存在になっていた……




そして、二学期も半分を越えた頃、席替えをした。



(…隣のヤツ誰だ?)



と思いながら、新しい席へ向かうと、そこには浅月の姿があった!



(……俺、運いいな……)



なんて、少し口元が緩む…



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